住宅用家屋証明書とは、居住用の住宅を新築あるいは取得した家屋について、所有権の保存登記や所有権移転登記、抵当権設定登記にかかる登録免許税の税率の軽減措置を受けるために添付する証明書のことです。
また長期優良住宅や低炭素住宅の場合は住宅ローン控除を受けるにあたり必要書類になることもあります。
軽減措置が適用されと登録免許税は下記の通りになります。
所有権保存登記 固定資産評価額 × 0.4% ⇒ 0.15%
所有権移転登記 固定資産評価額 × 2% ⇒ 0.3%
抵当権設定登記 借入額 × 0.4% ⇒ 0.1%
※あまり違いがないように思われますが、登録免許税の税額は10万円~20万円は安くなるのが一般的です。
住宅用家屋証明書は、各市区町村役所の市民税課・資産税課などで取得することができます。
手数料は1件につき1300円前後(市区町村によって異なることもあります)。